ノルウェー


数ヶ月前の話。
寒いところが苦手で、暑い海が好きな私は
ウインタースポーツに興味なしでした。
できる限りスキーから距離を取っていたものの、
去年ぐらいから
次女がスキーに行きたいと言い始め...
あーでもない、こーでもないと
ふら〜っと逃げていたので、
次女はパパに直接交渉。
遠い昔
私は初めてスノーボードをした時
危うく遭難しかけたこともあり、
本当にぐだぐだな決断でしたが、
ノルウェーへ行くことに。


寒さも吹っ飛ぶ美しさのなか、
スキー板を着けて
歩くこともままならなかった娘達、
数時間後には普通に滑れる。
スキー板を着けて
歩く事はできるが
恐怖のあまり滑れない私。
初めの2日間は
なぜ、スキーパスを購入してしまったのだと
自分の行動を後悔する一方。
それでも毎日
スキー場とホテルの往復をやめないでいると
失敗だけではない時間が増えてくる。
すーっと転ばずに滑るだけで娘達が褒めてくれるレベルから、
スピードが出すぎて止まることが不可能な場所まで。
止まれません
急斜面すぎて止まれません。
ママと一緒に滑りたいと
子供達に誘われて滑ったコースは
本当に気絶するかのような場所。
崖にしか見えないところを降りて行くしかなく
目を開けていても景色が見えない。。
目を閉じて滑っているかのような感覚でした。
全てが驚きと恐怖でしかない日々。


沢山のもみの木に雪が積もる景色。
雪が太陽で輝いて
ダイヤモンドが舞い降りているような空間。
ノルウェー人もみんな親切。
その上、子供にとても暖かく、
ゲレンデにベビーカーで登場するママや、
おじいちゃんとスキーをしてる小さな子、
わんちゃんまで嬉しそうに過ごしてました。
普段の自分の常識やら、良しと思ってる感覚やら
国が変わればそうでもなかったり。
それら全てが
想像以上に感動的で、微笑ましくて、
なんて素敵な経験をさせてもらったのだろう。
また行きたい場所になりました。
家族にもノルウェーにも感謝。









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