夏休みの課題。

子供の頃、

夏休みの宿題と言う物がいくつかあったなかで、

一番想いで深い物が

貯金箱コンクール。

色々なアイディアで貯金箱を作るのだが、

毎年、母のアイディア（趣味）で

小学生の私が作れないような物を

提出して来た。

小学生を対象としたコンクールに、

毎年母の貯金箱が当選してしまい

申し訳ない気持ちの私に対し、

母は一人でテーマを決めて

どんどん制作した。

じっと制作を見てる私も

時々手伝って

どっちの宿題か解らなかったけど。

コンクールに通っても

ちっとも嬉しくなかった想い出。

そして

母を、さりげなく凄いな...と

思った想い出。

今思い出すと笑えますが。

そして今度は私が母になり、

密かに心の中で子供に夏休みの課題を出した。

「長女が自転車に乗れる様になる事」

なのに。

初日にいきなり自転車に乗れてしまった長女。

自転車の補助輪をとって、走る。転ぶ。

を何度か繰り返したものの、

あっという間に乗れる様になり...

母が思い描いた夏の宿題を

１日で終わらせた長女。

私にとって

まだまだ小さいお姉ちゃんだけど、

あっとういう間に色々と追い越されそうです。

暑い日で蝉がミンミンないて

親子で汗だくになったけど。

「出来た☆」

瞬間を家族と一緒に味わえて

とても良い日曜日だった☆